GW 立山劔沢定着
雷鳥坂を行く
劔沢野営場から劔に思いを馳せる
雪崩埋没者セルフレスキュー想定訓練
ゾンデの感触を知る
お揃いのグローブ
毎朝3時起きで早朝の雪質を訓練に利用した
劔御前のピーク
前劔の登り
下山される方から頂いた食料を楽しむ
雪洞泊の翌朝
例年通りの雷鳥平
搬送訓練をしつつ室堂へ
●参加者:5人 3回生の小谷(CL) 2回生の小林(SL) 1回生の東、柴山、廣口
●行動記録
4/28
京都駅前23:00発⇒(富山駅前行き阪急夜行高速バス)
三列独立シートの快適な夜行バス。東以外は熟睡できた。
4/29
5:15富山駅前⇒室堂9:30出発⇒13:24剱沢野営場
室堂までスムーズに入れた。読図、ルートファインディング講習をしつつ、東が先頭で行く。剱沢到着、新入生はしばし景色に見とれる
4/30
3:00起床 ⇒ 4:20出発 ⇒ 5:00剱御前小屋 ⇒ 5:20剱御前小屋のすぐ東にて歩行技術講習6:45 ⇒ 7:30剱沢野営場8:15 ⇒ 8:40雪崩救出シミュレーション14:10 ⇒ 14:30剱沢野営場
4:00発の予定だったが20分遅れ。御前小屋への登り中、すっかり明るくなる。7:00前には雪が柔らかくなってくる。剱御前南稜から剱沢に落ちる沢で雪崩救出シミュレーションを行う。B.C.に戻ると風除けブロックが日射に伴う気温上昇で崩壊していた。17:00まで壁の補修と強化を行う。17:00過ぎに日が沈む。
5/1
3:00起床 ⇒ 4:25出発 ⇒ 5:00別山の北側斜面にてロープワーク講習 ⇒ 8:00別山北稜の鞍部を目指す ⇒ 11:15岩の下を左にトラバース ⇒ 14:45別山北稜の鞍部 ⇒ 剱沢野営場
この日は午前中で終わって、休憩を入れようと考えていたのだが、思いのほか時間がかかってしまった。鞍部からの下りは、バランスを崩す傾向のあった廣口を小谷がビレイし、他の三人がロープ無しで先行した。
5/2
3:00起床 ⇒ 4:25出発 ⇒ 5:20休憩 ⇒ 6:10剱御前7:35 ⇒ 8:00剱御前南稜上にて支点講習9:35 ⇒ 10:50懸垂下降の講習 ⇒ 12:20剱沢野営場
新入生3人主体で剱御前のピークを目指し、出発。テント前で15分ほど読図をする。ルートの選択に時間がかかる。剱御前山頂にて前剣のルートファインディング。自分が考えているルートを説明する難しさを知る。
支点:スノーバー横埋め・土嚢(今回はレジ袋)・ボラード
剱沢へ下りるときは歩くたびに点発生湿雪雪崩が発生。下には剱沢野営場と剣山荘を結ぶ道があるので、剱御前小屋経由で帰ったほうが良かったかなと考えながら下りて、振り返ってみると驚いた。自分たちが歩いた所のクライマーズライト、道の上部が一面雪崩れていたのだ。剱御前小屋から剣山荘へトラバースしているスキートレースがそのまま破断面となっていた。その一帯へ踏み込んだり、出てきたトレースが無いので、恐らく自然発生だ。
午後はレスト。16:00までトランプ。県警のヘリが飛び回っていた。
5/3
3:00起床 ⇒ 4:15出発 ⇒ 5:05一服剱(2618m)5:20 ⇒ 6:25前剱7:00 ⇒ 8:30一服剱8:45 ⇒ 9:20剱沢野営場12:40 ⇒ 13:25剱御前小舎 ⇒ 14:26剱御前南稜にて雪洞作り18:00
空が青と白のグラディエーションを描くのが4:30。4:40小谷の左足アイゼンが無い事に気付き、一人引き返し探す。(原因は靴のソールが剥がれ、コバが効かなくなったため)発見回収し、5:10別れた地点まで戻る。その後、一服剱で合流。昨日、剱御前から観察した時の印象通りではなく、ルートの斜度・どこが稜線なのか・スケール等は判断が難しい。テントに戻ると、下山する隣のテントの男性が余った食料をくださった。お蔭様でカマンベールチ-ズ、卵、ベーコン、ハム、ソーセージ、食パンと豪華な昼食を楽しむ。雪洞を作り始めてから、剱沢野営場の雪に埋めていた食料を忘れたことに気付き、小林が回収に戻る。
5/4
3:00起床 ⇒ 5:30出発 ⇒ 6:10雷鳥坂途中でシート搬送訓練開始 ⇒ 7:10休憩・シート搬送の反省会7:25 ⇒ 7:35称名川から見本に上回生が背負い搬送7:55 ⇒ 雷鳥野営場で休憩の後、8:30背負い訓練開始 ⇒ 11:20雷鳥荘への登り途中で背負い終了・休憩 ⇒ 12:00室堂
前日の指示で、新入生主体で起床から出発まで行ってみた。
●総括
GWから新入生を連れて行ったのは、部活としての技術の伝承に向けた焦りがあった。少しでも多くの雪上での経験を積んで欲しかった。上回生は動き回り、新入生の様子を見ながらの行動を心がけた。特に廣口は始めての雪山登山だったので注意した。
計画していた5/3の奥大日岳ピストンを中止して、5/2の前剱に行く予定を翌日に回しレスト日とした。これは新入生が、始めて教わることで頭がいっぱいになり精神的に疲れ、体力的にも疲れていると判断したからだ。
計画を練る段階から思い知ったのだが、山に入らずにできる訓練、勉強、準備をもっと効果的に入れなければならない。計画的な年間計画を早急に立てる必要がある。本来は年度が変わる前に立てるべきだ。
●気象
入山期間中は夕方からガスが発生するくらいで、概ね天気が良かった。
4/29:終日快晴 寝ているときは風がテントをバタつかせた。
30:終日快晴 昨日のバタつきは無くなる。ブロック強化の影響の様だ。不明
5/1・2:晴れのち曇り
3:快晴 朝、少しあった雲が、前剱に着く頃には消えた。 夜中も満天の星空だった
4:快晴
写真、文:小谷
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