忘年 南紀クライミングツア~ 2011 (楯ヶ崎&ニューいそぎ)
12月23日~25日、クリスマスの寒波から逃げるように、南紀まで忘年クライミングに行ってきました。とはいっても、ちゃんと楯ヶ崎の偵察という目的を兼ねたれっきとしたプチ合宿であります。メンバーは大藪,堀田,丹羽,菅谷,高階,青山の6名。そして白浜のニューいそぎの岩場では衛兵さんたちとご一緒しました。
最初の2日は熊野の楯ヶ崎で過ごし、快晴無風の南国気分を味わいましたが、25日の白浜ではあり得ない寒さの中でのクライミングとなりました。
23日は169号線沿いの通行止めの罠に引っかかったりで到着が遅れてしまい、楯ヶ崎を一周して偵察するだけになってしまいました。しかし、無数の、それも見事な花崗班岩のクラックは一目で魅力的なエリアだと確信させてくれました。レリーフのボルダーは高すぎて、さすがにロープなしでトライする気はおきなかったです。当初、大藪と菅谷は24日にむつみや南壁の「インプレッション」をトライする予定でしたが、偵察が十分にできなかったため海金剛の「高嶺の花」に変更しました。アプローチの踏み跡はしっかりしており、思っていたよりすぐに分かりました。
24日
大藪と菅谷はそそくさと「高嶺の花」に向かい、残りのメンバーは三国合同エリアへと分かれて行動しました。三国合同エリアはトポでは近い距離にありますが、実際はかなり急傾斜でなかなか面倒です。岩場は快適な岩棚に位置しており、クライミング自体は快適そのものです。一方の海金剛ですが、阿古師神社手前からコルに向かう荒れた旧道(NHKの標識あり)をたどり、尾根に到着すると、3本のテーピングが木にある(ここにも近くにNHKの標識あり)。ここから急傾斜のコルを下れば左手に海金剛がそびえたつ。下の地図参照。

ゴミの全くない綺麗な海岸より取付く。ちなみに海金剛の右側を登れば〝ディープウォーターソロ〟ができるでしょう、ただし保証はしません。
これが、海金剛「高嶺の花」。オールナチュプロ,3ピッチ,オンサイトしました。
マイナーな岩場だと思いますし、クライミングにおける冒険的な要素を守るため、詳細な感想は秘密にしておきます(すいません、書くのめんどくさいだけです)。行く人はちゃんと双眼鏡で偵察して下さいね。カムはキャメ#4~5あった方が無難です。それにしても、ボルトが一本もないマルチピッチはこれが初めてでした。
余談ですが、実は3ピッチ目は「Stand by me」という5.11のルートの3ピッチと共有のビレイポイントから登り始めるのですが、それはそれは素晴しいラインでした。上の写真の丸印から真上に伸びるクラックがそれです。今回はギアが足りなかったので断念しましたが、あの蒼い空に向かって一直線に突き進む見事なクラックは今まで見たことがないくらい美しいものでした。カムをそろえてまたチャレンジしたいと思いましたし、今でも登ってみたくてムズムズしています。

2ピッチ目のフィンガークラックで流血、でも海がきれいのでそんなことはすぐ忘れる。

3ピッチ目リード中の菅谷、オンサイトは名張特訓の成果、かな? 頂上から見た太平洋は実に穏やかでした、これは登った者しか見れません。

三国合同エリア全景。クライミングせずとも、その場にいるだけで満足してしまいそうな素晴しい景色。
25日
ところ変わって白浜のニューいそぎエリアの岩場へ、天気も変わってこの日は激寒でした。そしてこの日は、開拓者の一人である衛兵さんとその相方の霊さんが泉南から駆けつけてくれました。看板ルートである「ギャートルズ」や「スフィンクス」などはとても楽しかったです。詳しいトポは衛兵さんのブログを拝見されたし!

「ギャートルズ」(5.11a) ニューいそぎの看板ルート、クラック経験者ならかなりお得な一本だと思います。ハンドジャムがバチ効きです。オンサイトの菅谷。
「トサカ」を登る大藪と、それを見守る衛兵さん。

「スフィンクス」をリードオンサイトした女の子は初めて、と衛兵さん。
たった3日の合宿ではまだまだ楽しみ足りないです。楯ヶ崎の偵察もできましたし、白浜もまだルートたくさん残っているので、また訪れたいものです。
記事:大藪 写真:大藪,高階,霊さん




































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