この夏は、1か月半、カナダにプチ遠征してきました。
取り急ぎ、概要のみ。
〜ロッキー山脈でジャミングを〜 2008.8.1〜8.20

前半は
、3グループに所属する有志のメンバーで、山岳エリアでマルチピッチのクラッククライミングをしてきました。といっても現役は一人、他は千田OBと所属する東海山岳会の方、06ローツェ南壁メンバーと同じ境町山の会の方で、計5人。
場所は、氷河のある、アルパインエリアのバカブー(Alberta 州)。
ここは世界中からアルパインクライマーが集まっています。スペイン、イングランド、オーストラリア。。。今も続々と新ルートやエイドルートがフリー化されています。
相互理解(技術面・メンタル面ともに)に留意し、刺激しあい、「大自然の中で大きな壁を登る喜び」を分かち合う、そんな有意義な時間を過ごしました。また、各人にとって、今後さらに大きな登攀をするための貴重な準備時間となりました。
個人的には、去年のチベット遠征で培った雪氷技術を発揮でき、自己の成長を感じ、本当に楽しかったです。
石油の町、カルガリー
今年のアプローチもトヨタです。ただしレンタカー。
見えて来たぜ!!氷河!
駐車場からボッカを3時間すれば、

こんな景色が・・・。Snowpatch Spire(約3000m) の東面.
その右にはBugaboo Spire。約3200m。
BugabooのピークからSnowpatchを望む。
氷河を奥に詰めれば、Pigeon Spire(左)や、Howser Towers(右の3つ)が見えてくる。
Pigeon ー Howserのコルを下り、South Howser(約3300m) の West Faceに回り込むと、

Beckey-Chouinard(★★★ TD+ 5.10 22p)の取り付きへ。
今夜はここでビバーク。リスに頭をかじられました。
登りきると、もう夕暮れ。左からバカブー、スノーパッチ、ピジョン。

懸垂下降でミスり、時間を食う。帰幕は1時過ぎ。
ベッキー、サクセス!BCでパーティ。この辺は、遠征隊のノリです。皆、手慣れたもの。

ワシが最強〜!

皆、やせて、ベスト体型です。記録写真。
いろいろ飢えている男たちは、自家製ベーグルのもち肌を、堪能するのでありました。
ぷにぷに。にんまり。
アップルビーのテントサイト。お世話になったエスパースのジャンボ。
水は氷河の雪解け水、トイレは紙付き。豚リス多数。
最高のロケーションです。天候は1度ストームに遭い、悪天が3日ほど続いただけで、比較的好天が続きました。感じとしては、5月の剣沢のような所です。緯度が高いため、夜9時位までは明るく、ライトなしで行動できます。残置もほとんどなく、下降点は整備されていて、まさにアルパイン天国。来年の夏合宿はここで決まりだ!
登ったルートや、登攀中の写真は、また後日。
参考URL
2002年 福岡山の会
2003年
西都山岳会
2004年 岐阜ケルン山岳会/春日井山岳会
バカブーには、レスキュー体制が整ってない、らしい。ヘリは飛んできていた。
というわけで保険は、遭難捜索費500万を担保すべく、海外旅行保険に危険運動割り増しをし、知り合いの保険屋さんに作ってもらった。1万円くらい。
しかし、ニコスカードに自動付帯の海外旅行保険では、救援者費用200万のみ、山岳登攀でもでる(傷害死亡など他の項目は担保されない)ので、入らなくてもよかったかも。
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〜スコーミッシュでクラック修行〜 8.20〜9.15
後半は数人で、カルガリーからグレイハウンドバスでバンクーバーまで移動しレンタカーを借りて、フリークライミングエリアのスコーミッシュ(B.C.州)に継続?しました。
こちらでは、バカブーの経験を生かしクラックの5.11aを含む、12ピッチのマルチルートを登り、ショートルートでは自分の限界グレードをプッシュ。海外クライミングツアーを、存分に満喫しました。また、R&S等でよくお見かけする横山さんや、吉田レジェンド和正さん と交流するなど、様々なクライミングの価値観を吸収しました。‘本当の私デビュー’を何度も経験したような。
A, Senda on Crime of the Century 11c (R&S 39号 P.39でも紹介)
Smoke Bluff から見る The Chief.
Kammba on the Zombie Roof (5.13a)
オールナチュラルのルーフクラックです。残念ながら悪霊退散できず。
Hypertension(5.11a OW in Nightmare Rock )千さん。
イレブンのオフウィドス、どう考えても恐すぎる。
さすが、ワイドクラック大好き。
雨の日はバンクーバーまでお買い物。キャメ6ゲット!
あー、かっちゃった。名張のプルトニュウムをやらんといかん。
千さんが帰っちゃったので、車もなく、タクシーを使ったり、吉田さんの自転車を借りたり、拾ったりしてロハスに過ごす。
そして、The Grand Wallに突撃。
ラインは、
Apron Strings(5.10b 2p) +
The Grand Wall(5.11a A0 8p)+
The Roman Chimneys(5.11a 4p) = 計14P
朝3:30起床。マルチはバカブーで手慣れた物、カムは3番まで1セットちょい、スニーカーと水筒をぶら下げ、ウエストポーチにパワーバーを忍ばせ、シングル+バックロープを引き、
6:30、Go Up !
一番乗りだったが、途中のThe Grand Wallのレッジからショートカットされ、先行1パーティあり。Apron Stringsはパーフェクトコーナークラックだった。さすが5つ★。
The Grand Wallの1P目。5.7のランナウトスラブ。
4p目。The Split Pillar. いやー軽いって幸せ。
5p目 The Sword(11a, A0 ) (or 12c+13b)
ここの取り付きで先行のカナダ人パーティが抜かせてくれた。
英語分かるか?とかちゃんと聞いてくれるし、好い人だった。
先行もなく、いけいけどんどん、6P目のPerry's Layback(11a)も余裕だぜ!
だったのに、7P目のフェイスでの10aムーブでしどろもどろ。
終了点はすぐそこなのに、遠い一手。
ええーい!行ってまえ!と、カエル飛び。ぴょん(ダブルダイノとも言う)。
The Grand Wall の最終ピッチ

The Roman Chimneysも1p登ったが、2P目のチムニーがしみ出しがひどく泥だらけで、4番もなく、やるきもおこらず下降した。カンバさんはチョークバックまで、泥んこ。
どこが3つ★だ。あれが乾く事があるのだろうか。いや、僕が弱いだけです。
Bellygood Ledge. 露出感、満点!→踏み跡、フィックスをたどり、一般道へ。
計11Pを、約7時間。
いやー、楽しかった。明るいうちに天場に付き、ここちよい疲労感につつまれる。
リード&フォローともに、墜ちなかったのは、かなり自信になった。
さあ、あとはショートでハードに限界突破!
Flight of the Challenger (5.12c)
かぶりに太刀打ちできず、敗退。中間のハングをのっこせず。
さすが5つ★、オールナチュラル。
ここまで行きたかったなー。打ち込む時間なし。
(http//picasaweb.google.com/evanstevens/BlogSlideshow#5169898633639074050 より引用)
気分を変えて、オンサイト祭りに。

Electric Ball (5.11b in Octopus' Garden ) OS!
コーナーからハングを左にトラバースするのが、Grand Daddy Overhang(5.11c)OS!
〃 右にトラバースし上に抜けるのが、Big Daddy Overhang (5.12b) RP!
左から、Big Daddy Overhang(5.12b)RP 、Sentry Box(5.12a) RP ! 、
Perapective(5.11a)OS、 Claim Jumper(5.12a)RP。
Nightmare エリアの4部作を登れ、大満足。
Kammbaさんんとの最後の夜。

彼がヨセミテに行っちゃったので、3日間、吉田さんのサイトに居候。
テントがないので、軒先を借り、タープの下で寝る。またしてもネズミに頭を踏まれる。
コブラ(5.14b/c)のビレイへ。
コブラ全景とヨシーダさん。45歳で限界グレードに追求中。まさにハードラック!
キャンプ場には日本人がいっぱい。京大wallの人たちや北米在住の人。でもほとんどがボルダリングをしに来ているので、あまり交流が進まず、ヨシーダさんと採ってきた新鮮であやしげなキノコをぱくつくのでありました。めっちゃうまかった。ぷりぷり。
パートナーがいないしなーと思っていたら、お兄さん、お姉さんがいっぱいきました。
というわけで、帰る前日はスモークブラフへ。別の12bで敗退。
クラックがなくなりスラブ。こんな暑くて12のスラブが登れるか!と弱い自分を慰める。チーム84の渡●さんとペアを組む。いやー、楽しかった。
さらばチーフよ。キャンプ場はこの真下。国道のすぐ横。
町までは徒歩40分くらい。
2010年のバンクーバーオリンピックに向け、国道99は、大工事中。
セブンイレブンはここでも24h。
最終日は無理言って、どうしても登りたかった、Exasperator (5.10c)をつきあってもらいました。かっこ良く2Pつなげて40mくらい。白くなってるのはトップロープなどで磨かれたから。
(@http://www.pbase.com/icevixen/image/75859300)
気分良くOSし、急いで車へ。
パルさんや、ヨシーダさんと。最終日までお世話になりました。

さらにエリカさんに空港まで送っていただきました。
みんないい人ばかりでした。
ローカルたちも、皆さわやか!
若者からじいちゃんまで、皆トラッドをエンジョイしている。
関西の学生も名張で修行したらいいのに。
どうした20代!! なんか寂しいわ。
次ぎなる夢は、
5.12台のOS、インディアンクリーク、そしてヨセミテへと、いくらでも湧き上がるのでありました。
23歳の、ひと夏の冒険譚。
おしまい。
下さん
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●アプローチ バンクーバーから車で一時間半
・お勧め
1、空港〜Squamishダウンタウンは、
Pacific Coach Line($38)と Perimeter($36)が直行便を出している。
むろん後者を利用。チケットは着いてから空港でも買えるが、予約が必要。予約しておけば、青シャツが到着ロビーで出迎えてくれる(604.815.5084 or 1.877.317.7788)。
予約にはクレジットカードが必要。乗り場は到着ロビーを出て、すぐ左側のバス停がいっぱ
いあるとこ。青シャツがベンチにいる。
2、スコーミッシュダウンタウンからキャンプ場までは、登り坂を歩きで50分、
タクシー(Yellow Cab 604.892.5995 or604.815.9331)で5分。
Adventer Centerというインフォメーションセンターに到着するので、そこで呼んでもらうと楽。
・別の方法
1、バンクーバー空港〜ダウンタウンのバスディーポまで、市バス$3(地球の歩き方参照)、タクシーで$35。
2、バスディーポ 〜スコーミッシュ グレイハウンド$16(預け荷物は2つ目から有料+$10)荷物があると、市バスの乗り換えがしんどいので、おすすめしない。お勧めと$7しかかわらない。バンクーバー観光と絡めれば、ありかな。
●キャンプ場
Stawamus Chief Provincial Park Campground($10/ 1 Night/ 1Site)が最安。
1サイト、テント4つまでOK。
●その他 詳しい事はトポ Squamish selectに載っている。情報は03年で少し古い。シャワーはいろいろあるが、Water in(旧スコーミッシュホステル) で$5。時間制限ないし、個室だし、洗濯できるし、充電できるし。キャンプ場の水道で頭洗ったり、川で水浴びもできる。
トポは他にも、The Climbers Guide to Squamish、 Squamish
Bouldering、で、計3冊。
ダウンタウンに行けば、スーパー2つ、ホームセンター、酒屋、薬局、Wallマート、コインランドリー、100均、マク
ド、ケンタッキー、パブ、図書館、山道具屋2つ、あり。
こちらも参照→まつど岳人クラブ
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